「福島第一原子力発電所の廃止措置への貢献を目指す『廃炉地盤工学』」講演会

 「福島第一原子発電所廃止措置に向けた地盤工学的新技術と人材育成に関する検討委員会(略称:廃炉地盤工学委員会)」の活動の一環として、原子力及び地盤工学の双方に精通した人材育成の基盤とすることを目的とした新しい学問体系である「廃炉地盤工学」の構築を念頭に置いた講演会を下記日程で開催した。

■日時 :2016年12月22日(木)14:00~17:30
■場所 :地盤工学会(JGS会館) 地下大会議室
■参加人数 :91名

 1回目となる本講演会では「廃炉地盤工学」の基本概念を紹介すると共に、これを構成する基本的な学問単元ごとに、廃炉と地盤工学技術の関係理解が深まるような演題で構成している。

講演会における演題と講演者一覧

① 廃炉地盤工学設立の目的と概要           後藤 茂(早稲田大学)
② 放射線遮蔽の基礎知識               吉村 貢(ソイルアンドロックエンジニアリング)
③ 地盤環境学                    鈴木 誠(千葉工業大学)
④ 地盤材料学(デブリ取出し関連)          小峯秀 雄(早稲田大学)
⑤ 地盤材料学(処理・処分、デコミッショニング関連) 渡邊 保貴(電力中央研究所)
⑥ 地盤施工学                    後藤 茂(早稲田大学)

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