平成28年度の地盤工学研究危発表会(岡山大学)において、標記特別セッションを開催した。本セッションでは、今後の廃炉過程において地盤工学の観点から貢献しうる人材の育成と原子力技術者との協働にを主眼において、「廃炉地盤工学」の包括する技術内容や教育方針・方法等について議論がなされた。会場には50名以上の参加者があり、バックエンド以外の研究者や実務者も半数ほど見受けられた。なお、プログラムは議事次第に示すとおりである。
フリーディスカッションでは、「廃炉」という言葉の一般的な捉えられ方や事故時廃炉からの放射性廃棄物への現基準(通常廃炉)の適用性、「廃炉地盤工学」の認知等に関して意見がなされた。
■日時 :2016年9月14日(水)10:40~12:10
■場所 :岡山大一般教育棟E棟1階E11
■主催委員会:福島第一原子力発電所廃止措置に向けた地盤工学的新技術と人材育成に関する
検討委員会(略称:廃炉地盤工学委員会)